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【絆 Vol.5 OBインタビュー第54代理事長 末広尚希先輩】

こんにちは!
那覇JCでは、歴代理事長の先輩方に対して、JCで学んだことや現会員に伝えたいことなどをインタビューさせて頂きました。
貴重なお時間を頂いてインタビューしましたので是非お読みください。
今回は、第54代(2016年度)理事長であった、末広尚希先輩にインタビューさせて頂きました。

質問: 「JC時代で学んだことや、JCで培ったスキルが本業でどう活かされたか」

JCの良さというのは、政治を活用できるというところだと思います。単年度の中で役職を担っていくというJC活動のスタイルですが、その中で社会を変えるには、やはり政治を変えなければいけないと思います。政治の考え方を変えることで行政が変わって、仕組みが変わっていきます。政治に寄り添うとか政治に利用されるという意味ではなく、政治をうまく活用して若い力(エネルギー)を持って、政治を利用することにより、民を味方に付け、政治や政治家そのものを変えて、次に行政の仕組みを変え、地域を変えていくっていう順番だと思います。そこがJCで学んだところや、JCの良さに繋がると思います。

質問: 「JC活動において、一番心に残る思い出」

JCでは思い出だらけですよ。入会した途端に最短のルートと言うか、JCがまだまだ分からない状態なのにずっと役職が上がっていくというような現象でしたから、私は本当に皆さんに見えない力で支えてもらったっていうのが本音です。
あと、心に残っている思い出っていうのは、たくさんの異業種の人に出会えることで多くの人の魅力を知ったり、考え方を聞くことができたという所です。真面目な側面もありつつ、JCならではだとは思うんですけど、2016年に会員拡大をする時に”理事会”を”二次会”っていうように濁して伝えて「二次会来てよ」みたいな感じで伝え、それで来た人を入会させるという荒業をやってたのも心に残ってますね笑
二次会に行く気満々で来たのに理事会でそのまま入会申込書を書かされてって言う感じで・・・それもまた心に残っている思い出だなと思いますね。

質問: 「理事長就任時は、どのような組織を目指し、どのような思いで活動したか」

公益性のある団体なので、会員みんなの声を集約して、「こうした活動をしなきゃいけない!」っていうのはもちろんなんですが、理事長としてみんなに成果をもたらさなければ、活気のある活動に繋げられないです。更に言うならば、有能な会員の皆さんは、各会社の顔として来てくれるので、それぞれ入会してる会員に恥をかかせるわけにはいかないと思っていました。

むしろJCに所属してるから各会社の価値を上げるんだ!ぐらいの気持ちを持っていました。

それを念頭に活動していました。


あとは、誰よりも勉強して先回りをし、社会問題を皆さんに提示して、皆さんから解決策が出てくるのをいつも凄い楽しみにしてましたね。
皆さんが社会の中で活躍してるという事をいつも念頭に私は動いていたので、リーダーとして、そして沖縄県には10LOMもあることから、県内のどこのJCよりも一番勢いがあるようなJCを作る!という思いで活動していました。

質問: 「貴方にとって、JCとはどんな場所ですか」

「人生道場」かな。やっぱ揉まれてなんぼだし、”体当たりで行かない限りは学びもない”っていうその言葉に尽きるかな。あと、誰でもできる問題に対して体当りするというような問題ではなくて、自分たちで「声なき声」を拾って、そこに耳を澄ませながらみんなで集まって、膝を突き合わせて同じ釜の飯を食べて道場として成り上がっていく感じですよね。JCってそんな所だと思います。

質問: 「現会員・新入会員へ伝えたいこと」

ひとことで言うと、「見栄を張らず心で繋がれ」かな。

みんな会社を代表してる分、JCでしか会わないっていうような活動の方々も多くいるじゃないですか。そこでやっぱり私たちは誰でも経験あるんですけど、いつの間にか鎧をまとって、できるふりとまではいかないけれども、どうしても社会的に光っていたい!っていう思いが先に来るじゃないですか。

大人になってくるとなかなか心で通じ合える仲間っていうのが本来できにくくなっていくんですよね。もったいないですよね。JC活動というのはみんなで寝る時間を削って、みんなの家族や会社の時間をお借りして、そこを削ってやる活動にこそ意義深い物があると思うので、そんな中で見栄はいらない。

やっぱ心で繋がるっていうのは単に一緒にいる時間が長いっていうことではなくて、いつでも「俺も本業を頑張ってるからきっとお前も頑張ってるよな」って言えるぐらい、会社では出会えない仲間がそこに集まることができていると思うので「心」で繋がってほしいなと思いますね。

質問: 「会社PR」

ライオンの子保育園という保育園を県内7施設運営している者でして、代表取締役とあとは社会福祉法人ライオンの子っていう社会福祉法人の理事長をしています。県内7施設っていうのは県内最大数なんですけども、これは創業者として約10年前に創業して今に至ります。あとは本業を支える公職をやってまして、内閣府で幼児教育の無償化の制度設計を携わっていたりとか、あとは沖縄県の子ども子育て会議という有識者会議の中でこれも一番長く7年携わっているんですけれども、沖縄県の子育て計画あとは教育関係の計画を書いてそれを一年ごとに見直しをしているというそういう役割を持っています。