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【絆 Vol.1 OBインタビュー第58代理事長 鈴木健太先輩】

こんにちは!
那覇JCでは、歴代理事長の先輩方に対して、JCで学んだことや現会員に伝えたいことなどをインタビューさせて頂きました。
貴重なお時間を頂いてインタビューしましたので是非お読みください。
初回の一発目は第58代(2020年度)理事長であった、鈴木健太先輩にインタビューさせて頂きました。

YouTubeでも同内容をご視聴できます。動画はこちら

質問: 「JC時代で学んだこと」

JCで一番学んだ事は、”人と接した上で何を一緒にやるか”ということだと思います。
JC・青年会議所っていうのは確かに建物もあるし、名前もあるんですが、JCって言う組織自体は何をやるとか、「これをしなさい」とか「こうした方がいいよ」っていうことは一切言いません。
つまり、JCは箱です。


メンバーが誰と手を組んで何をするか?っていうのがJCの運動、活動に繋がってくると思います。自分が8年間在籍した中で、JCは毎年違った役職があって、いろんな職業のバックグラウンドを持った人と一緒に協力をして、
一つの目標に向かって役割分担をして、成し遂げたっていうのが一番の思い出で勉強になったことです。


自分の会社だったり、自分の業界だったりっていう環境は、心地よくて楽なんですけれども、やっぱり青年会議所の中でこうやって、違った組織から来た人と交わうって、なかなか普段生活して仕事してる中では経験できないことなので、様々な人と交われて、一緒に時には涙も汗も流しながら”頑張れた”っていうのが一番学んだことだと思います。

質問: JCで培ったスキルが本業でどう活かされたか」

一番は文章を書くことです。
JCをやる上で『事業計画書議案』というものを書きます。

よく世間一般で「A4ペライチ」って言いますが、何かやりたい時に「こういう理由でこうしたらこうなる」という
そのペライチを作る事が相当鍛えられました。結果として行政に陳情をしたり、要請をしたり国とか県とか市を納得させなきゃいけないようなシチュエーションが多くあるんです。
その時に、議案で培ったA4ペライチに「こういう背景があって、こういう問題があります」「なぜこれをしなきゃいけないか?」で、「それをしたらこうなります」というスキルを付けることができるようになりました。

本当にJCには感謝していて、恐らくJCをやっていなかったから、このようなスキルと言うか今の文章力には到底及ばないレベルだったんではないのかな?と今になって強く思います。

質問: JC活動において、一番心に残る思い出」

2020年に私が理事長をさせて頂いた時に多くの新入会員、25名の拡大を出来たっていうことが一番思い出に残っています。
私自身、営業は得意と言うか、あんまり気が向かないタイプで、自分にとって、結構挑戦、チャレンジングだったんです。多くの理事役員のメンバー、那覇JCのメンバー、県外のメンバーにも拡大では助けられました。

本当に自分の一番今まで避けてきたこと、やってこなかったことに『チャレンジ』ができて、人の力を借りることができ、そしてその拡大の結果を残したっていうことが、組織のために、またJCの次年度とその次々年度の将来に繋がったっていうことも含め、自分の中では『拡大と結果のプロセス』が1番思い出に残ってます。

やはりJCっていうのは~人に始まり人に終わる~んだなと感じてます。

質問: 「理事長就任時は、どのような組織を目指し、どのような思いで活動したか」

ちょうど2019年の7月に総会があって、そこで次年度の選任をされて、理事長所信を書いていました。
その時はコロナはありませんでしたが、あってもなくても結果、やった事は同じだったんですけれども、やはり人を残さなきゃいけないっていうことで・・・

まず会員減少が著しく、2020年のスタート時は47名という数字が出たので、まずは会員の数を増やすということを第一に考えました。

会員も含めて組織改革をしなければいけないな。っていうことにも着目をしました。

2019年までは室長というポストがありました。

理事長がいて副理事長がいて専務がいてその間に委員長があるんですけども、その間に中間管理職みたいな形で室長っていうポストがありました。そこもちょっと手を加えて、人数が減ってるって言うことを悲観的に捉えるんじゃなく、逆手に取って『組織のスリム化』をしようと思い、室長というポストをなくしました。

委員会数も5~6個ありましたが、4つの委員会だけにコンパクトにしました。

それは消去法で小さくなったんではなく、翌年・翌々年に向けての出発点になるような年にしたかったんです。

逆に、役職の数が減れば役職に就かない人たちも増えるわけなのですが、そのメンバー達が凄い大事で、自分が理事役員になれなかったっていうネガティブな思いじゃなく、自分の役割に気づくと思うんです。LOMだけではなく沖縄の地区だったりブロックだったり本会だったり出向するかもしれませんし、その4本のラインしかない委員長、委員会を助けることができると思います。
おそらく結果として、その時の分母の数は小さくなったんですが、次年度の委員会数も増えて、理事役員のメンバーも増えたと思います。その礎を作りたかったというのが、理事長に就任する際に組織のあり方として目指したものです。

あともう一つ、那覇JC会館のレイアウトを変えました。

理事会をやるときって、コの字になってると思うんですが、当初は 長机を八角形のコの字を円卓にしました。会議って机と机で向かい合うと、どうしても対立構造になってしまいます。中華料理を食べるときに円卓って丸く、敵対関係にならないように工夫されています。1月・2月と予定者の会議はあえて意図的に円卓にしました。建設的な意見の場にしたっていう強い意図があったんですが、結局その後、コロナが増えた事でソーシャルディスタンスを取らなければいけなくなり、従来のちょっと間引きしたコの字のレイアウトに戻すことになりましたが・・・

質問: 「現会員・新入会員へ伝えたいこと」

新入会員の皆さん、そしてまだ入会して歴の浅い皆さんに強くお伝えしたいことは、とりあえず役職の依頼を受けたら、ちょっと背伸びしてできるものであれば受けて欲しい。そしてその上で全力でやり切ってほしいっていうことをお伝えしたいですね。

8年間在籍させて頂いて、正直、最初の1~2年はほぼスリープ会員だったんです。3年目にスイッチを入れてくれた先輩がいて、役職を受けないことにはプレッシャーもかからないし、スイッチを入れようと思っても入れられないんですね。

ダメならダメでいいと思う。でもチャレンジをとりあえずして欲しいと思います。後悔はしないで欲しいですね。役職を受けて、失敗したとしてもまた次に挑戦して、成功すればそれは成功への道筋だったと思うんです。反省はいくらでもして欲しいです。ただ、役職を受けなかった、断った、やれなかったことに対しての『後悔』って一生残ると思います。

私も少しだけ後悔はあります。でもほとんどが反省で、やってよかったっていう事しか、今は感情として持ってないので、是非役職はどんどん受けて、役職の大小ではないので、自分がどんな役割を求められていて、周りのメンバーとどうやって協力して、どう自分と組織を高め合うか?っていうことに全力で打ち込んで欲しいなって思います。

入会を迷われてる皆様がいらっしゃれば、「習うより慣れろ」っていう言葉があります。迷ってるなら入ってください。入って嫌だったら辞めれば良いと思います。入らないでグチグチ言うのが一番人生もったいないと思いますのでまず実行あるのみです。

そして仲間と汗かいて自分を良くして、地域も良くしてみんなで世の中を良くしていければ良いかなと思います。
是非入会して下さい。We want you!!

: 「会社PR

株式会社リュークスという会社です。
今年で創業して9期目になりました。私の業界は海運業になるんですかね?カテゴリーとしては今この事務所(撮影場所)も、泊大橋の袂の若狭のクルーズバースにありますが、国際の物流のコンサルティング業務と、大きなクルーズ客船が沖縄の港に入ってくる時の船舶代理店という業務を主にメインとしてしております。

ちょっとコロナ禍になって客船は2年弱ストップはしておりますが、物流でも海外とお客さんを繋いだりしています。
例えば、何かを輸入をしたい輸出をしたいという時に「こういうルートがありますよ」「こういう手配ができますよ」とアドバイスしたり、または、言葉の面で不安があれば代行してその内容を英語でメールをしたり、コミュニケーションとったりと、いう業務もしてます。

また、趣味で続けてきたことですが、人生一度きり、私も今年40歳になって2度目の成人式を迎えたにあたって、1度きり、やりたいことをやろうで、JCラストイヤーである今年1月になってからちょっと機材を買い足して、『作曲』を始めまして、11月の27日にKHRONOSという12曲入ったインストゥルメントのアルバムを全世界の配信、オンラインで配信をさせていただきました。
要は、レコード会社として著作権の管理をします。そこに今、所属するアーティストは個人としての私だけで、会社の代表じゃなくて個人のアーティストとして契約をしており、この先もライフワークとしてですね一年に一枚ぐらいアルバムは出していきたいなと思っております。

是非、貿易だったり物流だったりインバウンドの件だったり音楽制作でお話があったら是非ご相談いただきたいなと思います。