青年会議所(JC)とは
20歳から40歳までの志の高い青年経済人によって『奉仕』『修練』『友情』という三信条のもと、『明るい豊かな社会』の実現を目指す青年団体、それが青年会議所(Junior Chamber)です。
青年会議所の始まり
1949年、戦後の混沌とした時代背景の中、責任感と情熱を持った青年有志たちにより日本で初めての青年会議所として、東京青年商工会議所が設立されました。翌年(1950年)に、商工会議所法制定にともない東京青年会議所と改名致しました。
那覇青年会議所の始まり
1959年4月、当時まだ沖縄が米軍占領下にあった時代に、日本JCから呼びかけがあり、そのわずか2ヶ月後の同年6月20日、那覇青年会議所の起源となる沖縄青年商工会議所が設立されました。そしてその年の11月、ブラジル・リオデジャネイロで開催された第14回JCI世界会議にて、沖縄JCとしての加盟が正式に承認されました。
当時、沖縄JCは米軍占領下という特殊事情から、日本JCと同様、NOM(「National Organization Member」の略。国家青年会議所の意味。)として一国なみの資格を有するJCとして活動をスタートすることになりました。
そして、その後、1963年、沖縄JCとして最大の事業となるJCI沖縄会議を開催し、成功裡に終わったタイミングで、沖縄JCというNOM(国家青年会議所)から那覇青年会議所というLOM(「Local Orgaization Member」の略。国家青年会議所の中に属する各地青年会議所の意味。)が分離設立されることが決定され、めでたく1964年1月1日から、那覇青年会議所が分離設立されるに至りました。
日本青年会議所
その後、次々と各地に青年会議所が誕生。1951年には全国各地で活動していた青年会議所が集まり, 全国的運営の総合調整機関として日本青年会議所(日本JC)が設けられました。当時は10LOM(地区青年会議所)、506名でしたが現在は692LOM、約33,000名(2020年01月時点)で構成されています。以来、日本の青年会議所運動の枢軸として各地の青年会議所と連携し活動を展開しています。
世界中に広がる青年会議所
1951年に日本青年会議所は国際青年会議所(JCI:Junior Chamber International)に加盟致しました。国際青年会議所は1944年に設立され、現在は世界100カ国以上、メンバーはおよそ20万人、OBは250万人以上という組織となり、世界最大級の青年経済人が集る団体となっています。麻生太郎第92代内閣総理大臣を初め、アメリカ42代大統領ビル・クリントン、第7代国連事務総長コフィー・アナン、フランス第5代首相ジャック・シラクも青年会議所のOBです。その他多くのメンバー・OBが世界中で活躍しています。
各地青年会議所とのつながり
公益社団法人東京青年会議所(以下「東京青年会議所」と呼称)は東京23区を活動地域とした地区青年会議所(LOM : Local Organization Member)の1つです。全国には約700の地域にLOMがあり、それらの連携・連絡調整機関として47都道府県ごとにブロック協議会が、ブロックの連携・連絡調整機関として地方ごとに10の地区協議会が組織されています。日本青年会議所は国家青年会議所(NOM: National Organization Member)として、国際青年会議所に加盟しています。 また、那覇青年会議所は世界中の青年会議所や関連団体と姉妹LOMや友好関係を結んでおり、活発な交流を行っております。現在、以下の団体が該当しております。
- JCI台北四海
- JCI香港北区
- JCIマンダリン